フリーエンジニアの実態リサーチ

気になるフリーエンジニアの収入とは

フリーエンジニアの収入に迫る

会社勤めであってもリストラや倒産の心配をしながら、長引く不況で給与が上がらず、不満を募らせている人は珍しくありません。売り手市場と言われれるエンジニアであっても、深夜に及ぶ残業や休日出勤も当たり前という過酷な労働環境に置かれながら、収入が思うように上がらずに転職や独立を考える人も少なくないのです。もっともエンジニアの場合には、プログラミングなどであれば言語の違いは仕事にそれほど影響しないため、世界を舞台に活躍することも十分可能です。世界的に比較して見れば、日本のシステムエンジニアなどは高収入の部類に入るようであり、人件費をできるだけ安く抑えたい企業側の思惑もあって、中々希望通りとは行かない事情があるようです。

平均年収600万円弱

平成25年の厚生労働省の抽出調査の数字によれば、システムエンジニアの平均年収は598万円であり、過去13年間の推移を見ても、ほぼ横ばいの状態が続いています。この抽出調査によれば、平均勤続年数は10.9年で、平均年齢は38.4歳であり、また総労働時間は月平均169時間となっています。このように会社勤めのエンジニアであれば、平均年収は約600万円ほどであるのに対して、フリーエンジニアの場合には、該当するような調査がありません。そこでフリーランス向けの案件情報提供サービスからの推定ですが、月額報酬50万円から80万円というものが多いことから、単純計算すれば年収600万円から960万円の間と考えられます。つまり会社勤めよりもフリーランスの方が、年収で100万円から200万円ほど高いという計算になるのです。もちろん年収として上がる数字は、フリーランスと会社勤めという身分の違いから生じる様々な保障の有無など、一概に比較することはできません。平均年収はあくまで平均であって、フリーランスにとって、実際には浮き沈みがあることも覚悟しなければならないのです。

高額報酬を得るには?

さてフリーエンジニアといえどもその中でも職種は分かれており、プログラマやシステムエンジニアに比べて、プロジェクトマネージャやコンサルタントであれば、更に高額の年収を手にしているようです。月単価が100万円を超える案件もあり、年収1000万円も夢ではないのです。しかしプロジェクトマネージャやコンサルタントの案件は、絶対数が少ないのが難点です。またサラリーマンであれば全体の2%ほどというごく一握りが達成している年収1000万円超えですが、フリーランスで達成すると消費税の納税が待っているという点は注意しなければなりません。この納税は次年度になるため、タイムラグがあるのです。

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フリーエンジニアに必要な心構え

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フリーエンジニアは会社員と異なり、すべての仕事を自分で進めていく必要があります。自由度がアップする一方で、自律を意識して動かなければなりません。どこに仕事を入れて、どこで休みを取るのか。また、どのスキルをアピールして契約に結びつけるのかなど、日常的に気をつけておきたいポイントはさまざまです。これらの点を心掛けておくことが、クライアントとの信頼関係構築につながり、フリーエンジニアとして成功を収めることにもなるのです。

1位:高額報酬を狙うならレバテックフリーランス

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近年増えているとはいえフリーエンジニアにとって、継続的に良い仕事を獲得するということは最大の課題ですが、最近は売り手市場ということもあって、クライアントとのマッチングのために専門のエージェントを活用する例が目立っています。中でも定評のあるのはレバテックフリーランスであり、クライアントからの直請け案件がほとんどを占めることから高額の報酬を実現するなど、フリーエンジニアに対するサポート体制を整えています。

何で差が出る?求められる人の特徴TOP3

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フリーランスは収入が不安定で、リスクが高いということから敬遠される傾向にありましたが、不況が長引くにつれて会社勤めといえどもリストラや倒産の恐怖に怯える現状に、積極的にフリーランスを目指す人も増えています。しかし会社勤めに比べて何かと自由なフリーランスになって成功する人の特徴として、物事に優先順位をつけられることや、不測の事態への対応など空白時間を折り込んだ計画の実行を前倒しする習慣や、コミュニケーションを大切にする姿勢が認められます。